いびき・睡眠時無呼吸について
いびき・睡眠時無呼吸症候群
症状
いびき:鼻や口など、空気の通り道が狭くなるといびきをかきます。例えば、鼻炎や鼻茸(ポリープ)で鼻がつまるといびきをかきやすくなります。アゴが小さくて元々口の中が狭い場合、肥満があり口の中が狭くなってもいびきをかきやすくなります。扁桃腺やアデノイド(鼻の奥にある扁桃腺)が大きくてもいびきの原因となります。また、病気がなくても、飲酒や加齢変化で口の中が「たるむ」といびきをかきやすくなります。
睡眠時無呼吸症候群:いびきが大きな人は、寝ている間に呼吸が止まっている時間ができることがあります。この時間を睡眠時無呼吸と呼びます。睡眠時無呼吸があると熟睡が出来ず、日中に眠気が強くなります。それだけではなく、睡眠時無呼吸があると、高血圧・糖尿病になりやすく、心臓や脳の血管の病気になりやすく、突然死を引き起こすこともあります。
治療
まずは、それぞれの原因の治療を試みます。また、睡眠時無呼吸の検査をします。検査結果で無呼吸の程度が中等以上であれば、CPAPという寝ている間の呼吸を助ける機器を使用して、睡眠時無呼吸の症状を改善させる治療(CPAP療法)をします。当院で睡眠時無呼吸の検査・CPAP療法を致しております。